リミニへ向かう列車の中
Ciao! Emiです。
空港からバスで約30分ほどでボローニャ駅に到着。
今度は列車でリミニ(Rimini)に向かわなくちゃ!とさっそく切符売り場へ。
窓口は長蛇の列・・・券売機もあるけれど、初めてで操作できる自信はないし
一応メモに『 Rimini andata(片道) seconda(2等席) 』など
キーワードを書いて並んでみる。
やっと私の番になり「リミニに行きたいのですが・・・」と言うと
すかさず「リぃ~(←巻き舌!)ミニね?」と発音を直される。
(そうだった!Rから始まるから巻き舌よね・・・)と気を取り直し
何とか希望の切符を買うことができました(はぁ。。。)
私が乗った車両はコンパートメントと言って6人掛けのボックス席
(ドアもあり小さい部屋のようになっている)が並ぶ車両で、
車内は比較的空いていたので空いている席を見つけて声をかけ、
コンパートメントに座ってみる。
緊張しながらしばらく電車に乗って様子をうかがっていたところ
一応、次の駅のアナウンスは流れるものの
周りが騒がしいと聞き取りづらく、駅のすぐ近くでしか
アナウンスがないので、リミニでちゃんと降りられるか心配になった私。
コンパートメント内でおしゃべりに花をさかせていた
シニョーラ(signora=ご婦人)に「リミニはあとどのくらいで到着しますか?」
と聞いてみた。
するとシニョーラは
「リミニで降りるの?だったら近くに来たら私が教えてあげるから
大丈夫よ~!任せなさ~い!」とばかりに胸をたたくジェスチャーを
したので ここは甘えることにして「グラッツェ~(Grazie=ありがとう)」
と元気にお返事。
しかしまた問題が・・・最初は空いていた車内でしたが、
途中からどんどん人が乗ってきて コンパートメントの外の通路は
大きな荷物と人でいっぱいに。。。
私も大きなスーツケースがあるので 人ごみの中 荷物を押して
降車口の扉まで(3~4m程)たどり着いて ちゃんとリミニで降りられるかしら?
といささか不安になっていました。
そしてついにシニョーラが 「次がリミニよ~!」と。
一瞬戸惑っていると
「彼女(=私)が次で降りるから道を開けてあげて!」(←たぶんそんな感じのこと?)
と叫んでくれて、さっと通路に隙間が・・・必死にスーツケースを押して
何とか扉までたどり着いた!
そしてシニョーラに「グラッツェ~!」とさけび手を振って
無事に リミニ で降りることができたのでした。