ローズ・フラワーアクセサリー 『アニマロゼア』ブログ

薔薇とイタリアを愛する Anima Rosea店長のブログ

ウフィッツィ美術館を追い出される?!

Ciao! Emiです。 

 

前回更新から だいぶ経ってしまいましたが (^^;

フィレンツェ(Firenze)で ウフィッツィ美術館(Galleria degli Uffizi) に

予約時間ギリギリで無事到着しました~  の続きです。

 

前回 ウフィッツィ美術館 を訪れたのは 2003年で

1回目の留学の後、妹と合流して約1ヶ月間イタリア旅行をした時でした。

 

その時はあまり予定も立てずに気ままな旅だったので

予約などもしておらず、入るのに1時間近く並びましたが

今回は 一人だし ウフィッツィ美術館全鑑賞!を目指していたので

日本でWebから 9:15 に予約していました。

 

時間前に到着(ギリギリでしたが)したので 

「チケット有」の人が入れる入口から中に入りました。

中に窓口があり 印刷していったWeb予約の予約表を

窓口で見せると すぐにチケットが渡されました。

近くで セキュリティの為、荷物チェックもありました。

 

そして いよいよ鑑賞です!

今回は時間をかけて じ~っくり鑑賞するゾ~! と気合を入れました。

 

イタリアでは 美術館でも写真撮影が出来るところが多いです。

でも すばらしい作品がたくさんありすぎて。。。

鑑賞メインにしたかったので 写真はほんの一部しか撮れませんでした。

 

そのごくごく一部をご紹介します。

 

 ベルナルド・ダッティ作 『サンタ・レパラータ大聖堂の多翼祭壇画』

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ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ作 『東方三賢王の礼拝』

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ジョット作 『オンニッサンティの聖母』

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ピエロ・デッラ・フランチェスカ作 『ウルビーノ公爵夫妻の肖像』 

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裏面は 同じく 

ピエロ・デッラ・フランチェスカ 『トロの肖像、勝利の馬車』

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ウフィッツィ美術館に限らず 世界には多くの画家たちが描いた

聖母子像がありますが、

 

私は 聖母子像の中でも 

この フィリッポ・リッピ作『聖母子と二人の天使』が特に好きです。

女性の優しい雰囲気に癒されます。。。 

 

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もう一つ フィリッポ リッピ作 『幼きキリストへの崇拝』

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そして そして いよいよ 私の大好きな

サンドロ・ボッティチェッリ のお部屋だわ~

と心躍らせて ボッティチェッリの部屋に足を踏み入れた瞬間・・・

 

パンッ! パンッ! パンッ!

と誰かが手をたたく音が聞こえ 何かを叫び始めました。。。

 

「えっ? 何? なんでこんなところで手なんか叩いてるの?」

 

と思って音のする方を見てみると ボッティチェッリの部屋の

別の出入り口(廊下側) の所で 館内スタッフらしき女性が手を叩いて

近くにいる人を出入り口の方へ誘導していました。

 

「どういうこと???」

 

しばらくその場で固まっていたのですが

周りの人たちも 戸惑いつつ出入口の方へ向かって行くので

仕方なく私も動きます。

でも。。。。

 

「まだ 入館して20分くらいしか経ってないし、

 Webで予約もしてるし、これから ボッティチェッリ なのに

 どうして? どうして出なくちゃいけないの???」

 

スタッフの女性も 何を説明するでもなく

とにかく 「出て! 出て!」という感じで

私を含め 他の見学者たちも 訳が分からないまま

トボトボと部屋を出て さらに廊下の先の階段へ

うながされて下の階まで下りました。

 

そのまま外に出ていく人たちもいましたが、

どうしても納得いかない私は 1階の階段の途中でしばらく様子を

みることにしました。

イタリア人以外の外国人(私もですが)もたくさんいましたが

他にも同じように階段に居残った人たちが 30人ほどいました。

 

それでも 美術館側からは何の説明もありません。。。

 

ただただ沈黙の時間が過ぎてゆきます。

このまま ウフィッツィ美術館を追い出されてしまうのでしょうか?

 

次回に続く

 

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