ローズ・フラワーアクセサリー 『アニマロゼア』ブログ

薔薇とイタリアを愛する Anima Rosea店長のブログ

リヴォルノ駅にて①トイレ編

Ciao! Emiです。

 

リヴォルノ(Livornoに到着~!3年ぶりだわ~☆

リミニ(Rimini) からここまで長かった。。。

9:47に出発して、リヴォルノ到着は 午後2時前

あとは2泊させてもらう マンマの家に向かうのみ。あと一息です。

 

とここで、ずっと行けなかったトイレに行っておこ~っと。

リヴォルノの駅は結構大きなターミナル駅で、いくつもホームがあり

特急電車を含め、ほとんどの電車が停まる(たぶん)ので便利です。

そして、エレベーターもあります。ホームの端っこの方ですけどね。

駅舎のあるホームまでエレベーターで移動し(スーツケースがあるので)

リヴォルノの駅のトイレは確かあっちの端に・・・ありました!

 

留学中にも何度もお世話になったトイレですが、当時は無料だったのに

(2013年に来た時も確か無料でした)

有料になってる~!! 

入り口に 0.30ユーロと書いてあるコイン投入口がありました。

お金を入れるとトイレの扉が開くしくみになっているようです。

0.30ユーロ(=¢30(30チェンテージミ centesimi)) ・・・無い! 

有料だと思ってないし、特に小銭を気にして持っていなかったので、

財布には 1ユーロ0.50ユーロ の小銭しかありません。

日本ならおつりが出るようになっていますが、そこはイタリア!

ちょうどの額を入れないとダメなんです。。。

 

え~っそんなぁ。。。と小銭入れをゴソゴソしていると

駅の整備スタッフらしき作業着を着た女性が 

「どうしたの?」近づいてきました。

「トイレに入りたいのだけれど、小銭がちょうど無くて・・・」と言うと

「いくらあるの?0.50ユーロ?じゃあ0.20ユーロね!」とおつりをくれて

トイレのドアのロックを外して開けてくれました。中に入って

「出るときはここのボタンを押すのよ。」と言って出て行きました。

グラッツェ~」良かった! 助かりました!

 

まさかリヴォルノのトイレで足止めを食らうとは思っていませんでした。

出るときのボタンも 教えてもらってなかったら

どうやって出るのか 中で焦っていたかもです。。。(>_<)

えぇ 以前は自由に出入り出来ていたので ボタンを押して出るなんて

頭にありませんでしたから。

 

最近は駅のトイレも有料化が進んでいるようなので

イタリア旅行の際には 常に小銭は細かく用意しておいた方が

いいかもしれませんね。。。

 

イタリアのトイレについては 実はいろいろ書いておきたいことが

あるのですが、それはまた この旅行記の後に書く予定の

(順番は前後しますが)留学記の中ででも書こうかな・・・と

思っています。

 

 

ということで ようやくトイレにも行くことができ、ひと安心 (笑)

次はバスのチケットを買いに行かなくちゃ!

 

 


にほんブログ村

ついにリヴォルノに到着!

Ciao! Emiです。

またまた久しぶりの更新になってしまいました~ (T_T)

早く今回の旅行記を書き終わらないと 1年経っちゃうわ。。。

がんばります!

 

さてさて フィレンツェ(Firenze.S.M.N)にも無事遅れることなく到着しました。

あとはローカル線に乗ってリヴォルノ(Livorno)に向かうのみです。

 

余談ですが、イタリアにはフィレンツェ(Firenze) と名の付く駅が

実はたくさんあります。イタリアの鉄道 TRENITALIAのサイトで

乗り継ぎ案内(ジョルダンみたいな感じ)を見ても

Firenzeと着く駅名は なんと10駅もありました!

 

日本でも有名なドゥオーモとかウフィッツィ美術館とか

ヴェッキオ宮などで知られる あのフィレンツェ(?)の駅は

Firenze Santa Maria Novella(フィレンツェサンタ・マリア・ノヴェッラ

という駅になりますので、Webサイトで事前にチケットを予約したり、

駅の自動券売機でチケットを買う場合には

気をつけてくださいね~ (たいがい一番最初に表示されますが・・・)

 

 

リミニ(Rimini)9:47 に出発して フィレンツェには 12:00 に到着。

リヴォルノ(Livorno)に向かう電車は 12:28発です。

30分も余裕がある・・・と思われるかもしれませんが、

前にも書いたと思いますが、フィレンツェの駅は広いです!

ホームがいっぱいあります!

スーツケースと共に移動です。

そして 

出発ホームがギリギリ(出発の5分前位)まで決まらない

ことがままあります。安心はしていられません。

 

ボローニャでトイレに行けなかったので

フィレンツェで行っておきたいところでしたが

予想通り出発ホームがまだ決まっていませんでした。

(全ホームの入り口付近にある電光案内板で確認します)

切羽詰まってるわけでは無かったので(笑) トイレはあきらめ

ホームが決まるまで案内板の前でしばし待機です。

 

今回は15分くらい前に決まったので、そのまま電車に向かいます。

ローカル線なので 席予約も無く自由なので

一番ドアに近い2人掛けの席の窓側に座りました。

まだ電車内はガラガラだったので、スーツケースは隣の席の所に。

「平日だから空いてるわ~」と思っていたのですが、

途中の駅からどんどん人が乗って来て、私の席の所にも

「ここ、いいですか?」と若いイタリア人の男性が来たので

狭いですが、自分の席の足元にスーツケースを移動させました。

でもまっすぐには入らないのでちょっと斜めになってしまう形に。。。

座ってきた男性も、私の足元がとても狭い状態になっているのを見て

申し訳なさそうにしていて、自分も精一杯足を斜めによけて

私が少しでもスペースを取れるように気遣ってくれました。

まぁここはお互い様なので仕方がないですよね。

でも 気遣ってくれたことが嬉しかったです。

その男性が先に降りたのですが、降りる時もグラッツェ(Grazie)!」

と言ってくれました。

 

そうそう 朝ごはんをリミニのホテルで食べたきり、

何も食べていなかったので、持参したマイボトルのお茶と

昼食代わりに持ち込んだ クッキーやチョコを車内でつまみつつ

ローカル列車の旅を楽しみました。

 

リヴォルノに近づいて来ると なんだか懐かしい景色になって来て

(留学時代にはリヴォルノフィレンツェ間の電車には

ときどき乗っていたので。。。)しばらく 車窓を眺めながら

ノスタルジアな気分に浸ってしまいました。。。(*^-^*)

 

そして ついに リヴォルノ(Livorno) に到着です!

  


にほんブログ村

 

 

リミニからリヴォルノへ!②

Ciao! Emiです。

 

前回に引き続き、

リミニ(Rimini)からリヴォルノ(Livorno)へ向かう途中です。

ボローニャ(Bologna Centrale) に無事到着しました。

次は特急電車に乗って

次の乗り継ぎ駅 フィレンツェ(Firenze S.M.Novella)に行きます。

 

大きくて重いスーツケースと一緒の長距離移動で

いつも心配なのが、車内でのスーツケースの置き場所です。

 

特急電車や急行電車などでは、乗車口の階段を登った所に

大きい荷物専用の2~3段くらいの棚 があったりします。

これが私にとっては 一番うれしいパターンです。

重いので3段の一番上は無理として、2段目か1番下の段が

空いていればラッキー☆

 

次は コンパートメント(6人掛けのボックス席 個室のような感じ)の場合。

コンパートメントを出た通路にわりと余裕があるので

通行の邪魔にならないように 通路 に置きます。

これならコンパートメントの中からも荷物を確認できるので

(コンパートメントの扉周辺は透明の壁なので見える)安心です。

 

特急電車や急行電車でよくあるパターンは

日本の新幹線のような感じで イタリアではたいがい

2人掛けが向かい合わせになっているので

背中合わせになっている側の イスとイスの隙間 に入れます。

これも空いていれば、問題無いのですが、

埋まっていると困ります。

その場合 私は自分の席に近い隙間を見まわし

小さい荷物だけ入っているところが2カ所あれば

周りの人に声をかけて(荷物の持ち主を探して)

1ヶ所の小さい荷物をもう1カ所の小さい荷物のところに

移動させてもらって、空いた所に入れさせてもらってます。

 

ローカル電車(Regionale=普通列車の場合は

そんなに混んでいることもあまりないし、予約席でもないので

自分の席の横(空いている席)のところの足元 に置いています。

 

そして 今回初めてのパターンだったのが、

このボローニャからフィレンツェに行く時の電車の中。

 

電車の乗車口階段を上がった所には 荷物置きの棚が無かったので(T_T)

仕方なく車内の通路に持ち込んで席(予約席)を探しました。

 

席(2人掛けの向かい合わせ4人席)はすぐ見つかったのですが、

背中合わせの椅子の隙間に荷物を入れるようなスペースはありませんでした。

後ろからはどんどん人が来るので、とりあえず席の方に

スーツケースを入れました。

でも、これでは座れません。。。

 

困った私は (一応イタリア語で) 

「スーツケース どうしたらいいの~?」(T_T)

とつぶやいてみました。。。

 

すると その様子を見ていたのか 40~50代のイタリア人男性が来て

「ここだよ」と上を指さして、私のスーツケースを

持ちあげ棚にのせてくれました!

 

はい。この棚って いわゆる頭の上の方にある荷物棚です。

周りを見回すと 確かにその棚にスーツケースがいくつも

のっていました!

とりあえず、お礼を言って席に座りましたが・・・

 

頭よりも上にある棚ですよっ!

20Kgもあるスーツケースを(一応、普通体型の)私が

上げられるはずないですよねぇ。。。(>_<)

普通体型のそのイタリア人男性は 慣れた手つきで

ヒョイっと上げてくれましたが、

私、これ自分で無事におろせる自信がありません。。。

 

でも、周りを見渡しても 若いスリムな女性と

年配の男性、女性がほとんどで 手伝ってもらうのは難しそう。

さっきの男性が居れば、手伝ってもらえるようお願いしよう・・・と

思いましたが、私より先に降りてしまったらアウトです。

 

「お願い!私より先に降りないで~!」

と心で祈っていました。

思いが通じたのか、私が降りる時 まだその男性は乗っていました。

駅に到着する少し前に 降りる準備をして

少し離れた席に座っていたその男性に 手伝ってもらえるよう

お願いしようと立ち上がると

男性も気付いたのか 私が言いに行く前に立ちあがって

自分から私のスーツケースを下ろしてくれました!

 

「Grazie mille!なんてご親切なの!本当にありがとうございます!」

とお礼を言って 私は フィレンツェ に降り立ったのでした。

 

車内のスーツケースの話になってしまいましたが、

女性一人旅は こんなことでもけっこう大変なんです。

 

イタリア人は基本的に親切なので 困っていると助けてくれる人は

多いですが、

時々、大きい荷物を抱えた人に親切そうに近づいてきて

ちょっとだけ手助けして、金銭を要求してくるジプシーさんも

結構いるので 注意が必要です。

(本当に親切な人なのか、金銭目的なのか見極めるのは

難しいですけれどね。。。)

 

まぁ特急列車などには ジプシーさんは乗って来ないと思いますが、

ローカル電車には結構いる(切符を持っていないので

乗車はしませんが、停車中に乗り込んでくる)ので、

イタリア旅行の際には お気をつけくださいね!

 

・・・というわけで、スーツケース問題も無事クリアし (笑)

これまた時間に遅れることもなく 無事 フィレンツェ に到着です。

 

次はいよいよ リヴォルノに向かいます。

 

つづく。。。

 

 
にほんブログ村