モザイクの街ラヴェンナ観光⑤街歩き編
Ciao! Emiです。
ラヴェンナ(Ravenna) の 有名なモザイクと建築・美術 を堪能してきましたが、
街をプラプラ歩いていると、街の中でも プチモザイク を
たくさん発見しました!
通りの名前の表示板も キレイなモザイクで装飾されているなんて素敵☆
さすが『モザイクの街』ですね~
モザイクのお店を発見!
パーツを買って自分で作ることができるようです。
この日は日曜だったため お店は閉まっていて入ることができませんでした。
残念 (涙) 開いていたら絶対買ったのに。。。
クリスマス前だったので、 こんな装飾も。。。カワイイ!
お店の玄関マットも モザイクで出来ていました。
ここも モザイクが展示されているお店です。
青と緑のコントラストがキレイですね。
実はわたし、ラヴェンナでモザイクのお土産を何も買わなかったのですが
何か一つ記念に買っておけば良かったな・・・と ちょっと後悔。。。(涙)
なんで買わなかったんだろう。。。
たぶん モザイク見学で満喫していたから そこまで気がまわらなかったのね(T_T)
通りを歩いていると ちょっと気になる路地があったので入ってみると・・・
奥には素敵なカフェがありました!
なんか絵になる風景ですね~
寒い日だったので 外には誰もいませんでしたが
暖かい季節は 気持ちが良さそうです☆
室内のお店は お客さんでいっぱいだったので 入るのはあきらめました。
あっメリーゴーランド!
イタリアの街を歩いていると 時々こういう移動式メリーゴーランドを
見かけます。
ちなみにイタリア語でメリーゴーランドは carosello(カロセッロ) または
giostra(ジョストラ) です。
お腹が空いたので バール(bar)に入って一休みすることに。
そういえば お昼ごはん食べてなかった。。。
寒かったので ホットチョコレート(cioccolata calda) と
パニーノ(panino=ハムやチーズをはさんだサンドイッチ)を注文!
パニーノは温めて出してくれました。
こんなモザイクも発見!
「Città amica delle donne」は 「女性に優しい街」でしょうか?
ラヴェンナ 素敵です☆
オフシーズンに来たのと 曇り空(ちょっと寒い)の日曜日だったので
人も少なく のんびりラヴェンナの街を歩くことが出来ました。
モザイク見学も 混雑することなく ゆっくり見学できたので良かったです。
オンシーズンのイタリアもいいですが
オフシーズンにも こういうメリットがあって いいですね~
私は すっかり ラヴェンナの街 が気に入ってしまいました。
また ぜひ訪れたいです☆
最後に・・・ ラヴェンナの駅に帰る途中で ファエンツァ(Faenza) の
陶器を展示しているウィンドウを発見!
ファエンツァは ルネサンス期にマヨリカ焼きの技術を発展させた所で
陶器で有名な街なんです。
実は 今回の旅で ファエンツァも訪れたいと思っていたのですが
時間の関係で足を伸ばすことが出来ませんでした。。。
残念に思っていたところ 思いがけずファエンツァの陶芸品を
見ることが出来て ちょっと感動!
他の街の民芸品も展示してくれちゃうなんて
ラヴェンナ・・・ やっぱりいい街だなぁ。。。☆
モザイクの街ラヴェンナ観光④サン・ヴィターレ教会とガッラ・プラチーディアの廟
Ciao! Emiです。
ラヴェンナ(Ravenna) のモザイク巡りもラストに近づいてきました。
5ヶ所の共通チケットで行ける最後の2つは
Basilica di San Vitale(サン・ヴィターレ教会)と
Mausoleo di Galla Placidia(ガッラ・プラチーディアの廟(びょう))です!
この2つも隣接しています。
Battistero Neoniano(ネオニアーノ洗礼堂)からは
歩いて15分くらいでしょうか。。。
私は 通りをショップなどをプラプラ見学しながら歩いていたので
30分以上かかってしまいましたが。。。(^^;
カヴール通りを歩いていると Basilica di San Vitale(サン・ヴィターレ教会)の
白い門が見えました。
サン・ヴィターレ教会は 6世紀前半に建設された ビザンチン建築・初期キリスト教
建築 の代表的なカトリック教会の聖堂です。
この教会も八角形をしています!
キリスト教では 『8』は『新たな創造』を意味するそうです。
外観はこれまた地味な普通の教会・・・という感じですが、
中に入るとスゴイです☆
それはそれは 豪華で美しい装飾がなされていました。
まず入った瞬間に うわぁ~っ と思わず声が出そうになりました(焦)
圧倒的な空間美に囲まれて 異世界に入り込んでしまったかのようです。
とにかく素晴らしいの一言です!
クーポラ内部の天井画です。美しいですね~
クーポラ奥の内陣の天井となる大天蓋には キリスト教の象徴的な動物などが
描かれており、その中央頂点にはキリストをあらわす子羊が配置され、
これを4天使が支えています。
内陣部入り口のアーチ部分は、中央に全世界を表す球体に座るキリスト、
向かって左側には殉教者聖ウィタリスが キリストから殉教者の冠を受けます。
向かって右側にはこの聖堂の創設者の司教エクレシウスが 聖堂の模型を
キリストに捧げています。
こちらは 有名な「ユスティニアヌス帝のモザイク画」です。
反対側には 「皇妃テオドラと侍従たち」が描かれています。
そして 私がもっとも目を奪われてしまったのは 内陣壁面のモザイクです。
アーチ形の中には、アブラハムが神の使いを迎える場面
「アブラハムの饗応とイサクの犠牲」の場面が描かれています。
その周囲には旧約の預言者、福音書記者、天使などが描かれ、
細部にわたって素晴らしい装飾がなされています。
反対側の壁面は 「アベルとメルキセデクの捧げ物」が描かれています。
緑を基調としたこの壁面のモザイクに 私はものすごく心惹かれました。
ラヴェンナで観たモザイクの中でも 一番好きです☆
いつまでも眺めていたいくらい素敵でした!
見上げた後は 足元にも注目です。床のモザイクもキレイでしたよ。
サン・ヴィターレ教会の奥の方から外に出ると 庭続き(?)で
Mausoleo di Galla Placidia(ガッラ・プラチーディアの廟(びょう))があります。
西ローマ帝国の皇帝ホノリウスの妹 ガッラ・プラチーディアとその一族を
葬ったとされる霊廟です。
壁面は後年に補完された大理石に覆われていますが、天井ヴォールト部分には
美しいモザイク画が残っています。
中央部の天井には、きらめく星の中に黄金の十字架が輝いています。
青や緑を基調とした 花のような模様や星が描かれていて
全体的に落ち着いた 神聖な雰囲気のモザイク画です。
これで 5ヶ所共通チケットのモザイク巡りを全て制覇しました!
どこもそれぞれに美しく すばらしいモザイクばかりでした。
9.5ユーロ(共通チケット)で こんなにモザイクを堪能できるなんて。。。♪♪♪
次は ラヴェンナの街歩き編で~す☆
◆イタリア情報◆
モザイクの街ラヴェンナ観光③大司教博物館とネオニアーノ洗礼堂
Ciao! Emiです。 久しぶりの更新です(^^;
ダンテのお墓(Tomba di Dante) 参りの後は
大司教博物館(Museo dell'Arcivescovile e Cappella di S.Andrea) と
ネオニアーノ洗礼堂 (Battistero Nroniano) へ向かいます。
サンフランチェスコ広場から歩いて5分位のところに
この2つは隣接しています。
もちろん 例の5ヶ所共通チケットで入れますよ!
大司教博物館は撮影禁止だったので、残念ながら写真はありませんが
こちらの目玉は 『マクシミアヌスの説教壇』です。
象牙に細かい彫刻が施されたものです。
キリストの生涯が刻まれている 『司教の椅子』も素晴らしい。
司教が身に着けていた装飾品なども展示されていました。
ここでも 少しですがモザイクも観ることが出来ます。
そして次は歩いて1分ほどの所にある ネオニアーノ洗礼堂 です。
ラヴェンナで最も古い建物のひとつで、5世紀半ば 当時の司教ネオーネの命によって
モザイクが完成しました。この司祭の名前にちなんで
ネオニアーノ洗礼堂と呼ばれています。
オルトドッシ洗礼堂(Battistero degli Ortodossi) とも呼ばれています。
天井のモザイクです。深い青色と金色のコントラストが美しいですね~
中央には洗礼者ヨハネによりヨルダン川で洗礼を受けるキリストが描かれています。
キリストの頭上には精霊を表す白い鳩が。
そして周囲には12使徒が描かれています。
使徒たちのモザイクのさらに外側には、福音書と玉座が交互に描かれており、
柱には旧約聖書の預言者が、描かれています。
さすがは 初期キリスト教美術の傑作ですね。
「ラヴェンナの初期キリスト教建築群」として世界遺産にも登録されています。
地味な外観からは 想像もできませんでしたが
素晴らしいモザイクでした☆
まだまだ 散策しますよ~