ローズ・フラワーアクセサリー 『アニマロゼア』ブログ

薔薇とイタリアを愛する Anima Rosea店長のブログ

ナポリの眠れぬ夜。。。

Ciao! Emiです!

 

妹との『イタリア女ふたり旅 』ですが、期間は約1ヶ月弱あったので、

スケジュールはあまり決めず、移動の前日に次の目的地を考える…という

アバウトな感じで行くことにしていました。

 

ローマ(Roma) を出発し、次に向かうのは アルベロベッロ(Alberobello)

決めたのですが、私たちの交通手段は 電車 または バス で

アルベロベッロへの交通の便は あまり良くなく

移動にものすごく時間がかかることがわかったので、

ローマから直行するのは無理がある為、ナポリ(Napoli) で一泊することに。

 

スケジュールを決めていないので、当然ホテルも予約しておらず、

だいたい 駅の中にある 観光案内所で 「駅から近い、安めのシャワー付きのホテル」

を探してもらい、その場で予約してもらう…というパターンで乗り切りました。

 ナポリも それで予約し、その足でホテルに向かいました。

 

ホテルは駅から数分のところにあり、便利なところでした。

とりあえず荷物を置き、町に出てみることにしたのですが…

 

ナポリはあまり治安が良くない…と聞いていたからかもしれませんが、

今までの町とはちょっと雰囲気が違うように思いました。

なんというか・・・あまりのんびり散策できないというか、

街中でカメラなど出していたら危険かも(?) みたいな、

ちょっと緊張感漂う感じ?

ナポリを悪く言うつもりは 全然ないのですが、正直なところ

私の(妹も) 最初の印象は そんな感じでした。

 

でも せっかくナポリに来たのだからと 早めの夕食にしてピザ屋さんへ。

本場 ナポリのピザは  やっぱり美味しかったです!

 

次の日の アルベロベッロ への出発は 朝早い電車にしたので、ホテルに帰り

早めに休もうと思っていたのですが。。。

夜の10時頃でしょうか。いきなり外で銃声のような音がしたのです。

 

イタリアだし、ナポリだし、マフィア?と 一瞬 頭に浮かびました。

その後も 何度もバンバン鳴り響き、「銃撃戦が始まった?」と

妹と震えあがりました。「まさかホテルの中まで入って来ないよね?」

私たちは気が気ではなく  「こんなところで巻き込まれて死にたくないよ〜!」

と しばらく鳴り響く音に聞き耳を立てていました。

数分?で 音はおさまったのですが、「外に出たら 死体の山だったら どうする?」

など頭に浮かんできて、落ち着いて眠ることは出来ませんでした。

 

翌日、恐る恐る部屋を出て 様子をうかがったところ、

何事もなかったように 平和な朝の光景がありました。

聞いてみると、銃声音のように聞こえたのは どうやら「爆竹」とのこと。

時々 若者たちが 遊びで鳴らすらしいです。 はぁ。。。。。。。(安堵)

 

知ってしまえば笑い話ですが、日本で爆竹なんて聞かないから、

ホントに怖かったんだよ〜 !  もぉ〜 脅かさないでよ〜!! 

 

というわけで、ナポリの眠れぬ夜。。。の恐怖体験でした(笑)