イタリア映画鑑賞
Ciao! Emiです。
ウルバニアで通っていた語学学校は 午後も授業があり
午後のクラスは合同で イタリア語の短編小説や詩を訳したり、
文学についてを学んだりしていたのですが、
特に好きだったのは『イタリア映画鑑賞』の時間でした。
学校が保有しているDVDを1つの教室にみんなで集まって鑑賞する・・・というもので、
もちろん字幕は無いので 細かいセリフは全然わかりませんでしたが(涙)
でも 映画のいいところは 言葉はわからなくても
視覚で映像を楽しむことが出来ますし、聴覚で音楽を楽しむことも出来ます。
そして 知っている単語を聞きとって、こういうこと言っているんだろうな~
と想像できることですよね。(語学の勉強にも適してるそうです)
学校で観た映画は
『Fuochi d'artificio』(花火)出演:Claudia Gerini 監督: Leonardo Pieraccioni
『Ieri, oggi, domani』(昨日・今日・明日) 出演:Sophia Loren 監督:Vittorio De Sica
『 I Girasoli 』(ひまわり) 出演:Sophia Loren 監督:Vittorio De Sica
など。。。(ちゃんとメモっていなかったのでこれ以外はわからず ^^;)
本来は違う映画のDVDを先生は用意していたのですが、
生徒の中に ソフィア・ローレンのファンがいて
私物のDVDを持ちこんで来たので。。。
でも ソフィア・ローレン カッコイイですよね~
それまで 名前は知っていたものの
出演映画を観る機会が無かったので よく知らなかったのですが、
イタリア女性の クールで 強くて セクシーで カッコイイ
全ての要素を兼ね備えている女性だと思います。
すっかりファンになってしまった私は 日本に帰国後
レンタルで ソフィア・ローレンの映画を借りまくりました(笑)
ちなみに 私が初めて観たイタリア映画は
『Ladri di biciclette』(自転車泥棒) 1948年 監督:Vittorio De Sica
で、高校の映画鑑賞会(体育館でステージのスクリーンに映して鑑賞)で
観ました。ラストに衝撃を受けたことを今でも覚えています。
他に
『La strada』(道) 1954年 監督:Federico Fellini
『Il ferroviere』(鉄道員) 1956年 監督:Pietro Germi
なども 古い映画ですが とても印象に残っています。
古いイタリア映画の名作は多いですが、私の印象では
イタリア映画って ラストがハッピーエンドで終わってくれない
ものが多い気がします。。。
近年でも 時々「イタリア映画祭」などに見に行ったり
「イタリア映画DVD鑑賞会」に行ったりして
イタリア映画を鑑賞する機会を作っていますが、
見終わった後、ズ~ン・・・と暗くなってしまうものも結構あって、
陽気なイタリア人のイメージとは異なる印象を受けます。
『Nuovo cinema paradiso』(ニュー・シネマ・パラダイス) 1988年
監督:Giuseppe Tornatore
は お気に入りの映画です。これは明るい気持ちで終われるからかも
しれません(笑)
あと ホラーでは 『Suspiria』(サスペリア) 1977年
監督:Dario Argento
これは子供の時に見たのですが ゴブリン(Goblin)の音楽も不気味で 怖いです。
part2もあります。大人になってから もう一度見たいなぁ〜と思っていたら、
たまたまDVDを見つけたので 思わず購入しちゃいました (笑)
日本でイタリア映画を観る機会は まだまだ少ないですよね。
もっとデジタル放送でも観ることが出来たらいいのに・・・と思っています。
最近の映画も観てみたいし。。。
そしたら イタリア語の勉強にも熱が入るのにな~(笑)