ローズ・フラワーアクセサリー 『アニマロゼア』ブログ

薔薇とイタリアを愛する Anima Rosea店長のブログ

リミニからリヴォルノへ!②

Ciao! Emiです。

 

前回に引き続き、

リミニ(Rimini)からリヴォルノ(Livorno)へ向かう途中です。

ボローニャ(Bologna Centrale) に無事到着しました。

次は特急電車に乗って

次の乗り継ぎ駅 フィレンツェ(Firenze S.M.Novella)に行きます。

 

大きくて重いスーツケースと一緒の長距離移動で

いつも心配なのが、車内でのスーツケースの置き場所です。

 

特急電車や急行電車などでは、乗車口の階段を登った所に

大きい荷物専用の2~3段くらいの棚 があったりします。

これが私にとっては 一番うれしいパターンです。

重いので3段の一番上は無理として、2段目か1番下の段が

空いていればラッキー☆

 

次は コンパートメント(6人掛けのボックス席 個室のような感じ)の場合。

コンパートメントを出た通路にわりと余裕があるので

通行の邪魔にならないように 通路 に置きます。

これならコンパートメントの中からも荷物を確認できるので

(コンパートメントの扉周辺は透明の壁なので見える)安心です。

 

特急電車や急行電車でよくあるパターンは

日本の新幹線のような感じで イタリアではたいがい

2人掛けが向かい合わせになっているので

背中合わせになっている側の イスとイスの隙間 に入れます。

これも空いていれば、問題無いのですが、

埋まっていると困ります。

その場合 私は自分の席に近い隙間を見まわし

小さい荷物だけ入っているところが2カ所あれば

周りの人に声をかけて(荷物の持ち主を探して)

1ヶ所の小さい荷物をもう1カ所の小さい荷物のところに

移動させてもらって、空いた所に入れさせてもらってます。

 

ローカル電車(Regionale=普通列車の場合は

そんなに混んでいることもあまりないし、予約席でもないので

自分の席の横(空いている席)のところの足元 に置いています。

 

そして 今回初めてのパターンだったのが、

このボローニャからフィレンツェに行く時の電車の中。

 

電車の乗車口階段を上がった所には 荷物置きの棚が無かったので(T_T)

仕方なく車内の通路に持ち込んで席(予約席)を探しました。

 

席(2人掛けの向かい合わせ4人席)はすぐ見つかったのですが、

背中合わせの椅子の隙間に荷物を入れるようなスペースはありませんでした。

後ろからはどんどん人が来るので、とりあえず席の方に

スーツケースを入れました。

でも、これでは座れません。。。

 

困った私は (一応イタリア語で) 

「スーツケース どうしたらいいの~?」(T_T)

とつぶやいてみました。。。

 

すると その様子を見ていたのか 40~50代のイタリア人男性が来て

「ここだよ」と上を指さして、私のスーツケースを

持ちあげ棚にのせてくれました!

 

はい。この棚って いわゆる頭の上の方にある荷物棚です。

周りを見回すと 確かにその棚にスーツケースがいくつも

のっていました!

とりあえず、お礼を言って席に座りましたが・・・

 

頭よりも上にある棚ですよっ!

20Kgもあるスーツケースを(一応、普通体型の)私が

上げられるはずないですよねぇ。。。(>_<)

普通体型のそのイタリア人男性は 慣れた手つきで

ヒョイっと上げてくれましたが、

私、これ自分で無事におろせる自信がありません。。。

 

でも、周りを見渡しても 若いスリムな女性と

年配の男性、女性がほとんどで 手伝ってもらうのは難しそう。

さっきの男性が居れば、手伝ってもらえるようお願いしよう・・・と

思いましたが、私より先に降りてしまったらアウトです。

 

「お願い!私より先に降りないで~!」

と心で祈っていました。

思いが通じたのか、私が降りる時 まだその男性は乗っていました。

駅に到着する少し前に 降りる準備をして

少し離れた席に座っていたその男性に 手伝ってもらえるよう

お願いしようと立ち上がると

男性も気付いたのか 私が言いに行く前に立ちあがって

自分から私のスーツケースを下ろしてくれました!

 

「Grazie mille!なんてご親切なの!本当にありがとうございます!」

とお礼を言って 私は フィレンツェ に降り立ったのでした。

 

車内のスーツケースの話になってしまいましたが、

女性一人旅は こんなことでもけっこう大変なんです。

 

イタリア人は基本的に親切なので 困っていると助けてくれる人は

多いですが、

時々、大きい荷物を抱えた人に親切そうに近づいてきて

ちょっとだけ手助けして、金銭を要求してくるジプシーさんも

結構いるので 注意が必要です。

(本当に親切な人なのか、金銭目的なのか見極めるのは

難しいですけれどね。。。)

 

まぁ特急列車などには ジプシーさんは乗って来ないと思いますが、

ローカル電車には結構いる(切符を持っていないので

乗車はしませんが、停車中に乗り込んでくる)ので、

イタリア旅行の際には お気をつけくださいね!

 

・・・というわけで、スーツケース問題も無事クリアし (笑)

これまた時間に遅れることもなく 無事 フィレンツェ に到着です。

 

次はいよいよ リヴォルノに向かいます。

 

つづく。。。

 

 
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