水の都ヴェネツィア散歩◆サン・マルコ広場編
Ciao! Emiです。
ヴェネツィア2日目は、朝食後すぐに駅に向かい、
ヴァポレット(Vaporetto=水上バス) のチケットを購入して乗り場へ。
10分程ヴァポレットに乗って、サン・マルコ広場近くの
停留所に到着すると、何やらガラスが入ったモニュメントが・・・
正面に周って見てみると、お地蔵さんのような・・・?
金具で作ったモチーフの中に 不要な(?)ガラスを詰めて
作られているようです。
発想がおもしろいですね~(笑) デザインもおもしろい。。。
降りてすぐの通りには お土産物屋さんが
ずら~っりと並んでいました。
1軒1軒見て周りたいところですが、ここは横目で見つつ・・・
ほどなくして 有名な サン・マルコ広場(Piazza di San Marco) へ到着。
ナポレオンはこの広場周辺をみて『世界で最も美しい空間』と言ったそうです。
イタリアには美しい場所が たくさんありますね~。
ひと際目立つ建物は ヴェネツィアの街のシンボルともなっている
サン・マルコの鐘楼(Campanile di San Marco)で、高さは約98メートル、
赤レンガと大理石で造られています。
上部にアーチ型の鐘架があり 中に5つの鐘があります。
鐘架の上にはヴェネツィアを象徴する歩行中のライオンと女性の形が象ってある
レンガ造りの壁があり、さらにその上にピラミッド型の尖塔が乗っています。
尖塔の頂上にある金色の像は 大天使ガブリエルです。
1902年に一度倒壊してしまったため、現在の鐘楼はその後に再建されたもの
だそうです。
サン・マルコ広場の老舗 カフェ フローリアンでは
オーケストラの生演奏が・・・ オーケストラの音楽を聴きながら
お茶するなんて、なんか優雅ですね~☆
そして正面の見事な建物は サン・マルコ寺院(Basilica di San Marco) です。
こちらは中に入るのに長蛇の列・・・ なので今回見学はあきらめて
外観のみですが(^^;
町の守護聖人、聖マルコをまつるために9世紀初めに建てられており
ロマネスク・ビザンチン様式で、内部はモザイクや金箔で飾られているそうです。
う~ん、次回は絶対 中に入りた~い!!
ちなみに、このサン・マルコ寺院の周辺(=広場)ですが、写真にも写っていますが、
ものすごい数の ハト(piccione ピッチョーネ、colombo コロンボとも言います。
刑事コロンボはイタリア系。ハトの意だったんですね~(笑)) がいました。
急に 一斉に飛び立ったりしますので、結構びっくりします。
(基本、イタリアはハトが多いですが・・・)
苦手な方は ご注意くださいね。。。
サン・マルコ広場からしばらく歩くと、嘆きの橋(Ponte dei Sospri) があります。
ドゥカーレ宮殿と牢獄とを結ぶ橋で、宮殿の裁判で有罪になった罪人は
この橋を渡って牢獄に向かったのですが、彼らが橋の窓から外を眺めて
嘆き悲しんだことから『嘆きの橋』という名前が付いたそうです。
ヴェネツィア出身の作家で プレイボーイで有名な カサノヴァも
この橋を渡って投獄されたのですが、彼はなんと脱獄に成功したらしい。。。
ヴェネツィアの中心となる サン・マルコ広場周辺を歩いた後は
またヴァポレットに乗って、今度はガラス細工で有名な ムラーノ島へ向かいます。