ポンペイの遺跡を訪ねて
Ciao! Emiです。
今度は ポンペイ(Pompei) の遺跡を訪れました。
ナポリからポンペイまでは 電車で約1時間。
駅からは歩いて20分ほどの所に マリーナ門があります。
遺跡には そこから入ります。
ポンペイの歴史について 少し触れておきますね。
ナポリ近郊にあった古代都市「ポンペイ」は、紀元79年8月24日(日本の弥生時代)、
ヴェスヴィオ山の大噴火によって、噴火開始からわずか19時間で滅亡しました。
火砕流と火山の噴出物によって街全体は埋もれ、
1748年に本格的な発掘がスタートするまで 1700年近くの間、
地中深くに眠ることになりました。
しかし、一瞬で火山灰や岩石に覆われたために
当時の街並みそのままの状態で保存され、
遺跡が見事に発掘されたのです。
ここにも円形闘技場が ありました。
ローマのコロッセオより かなりいい状態です。
死の灰は一気に町を飲み込み、噴火によって命を落とした人々の姿までも、
そのままの形で封じ込めていました。
人体があった空洞に石膏を流し込む という手法で掘り出した像は、
ポンペイ人の石膏像として展示されています。
当時の大災害の悲惨さがよくわかります。
いたるところで 当時の生活の様子を垣間見ることが出来ます。
ポンペイ遺跡は とても広いので 一日では周りきれません。
そして、熱波の中の見学で 遺跡の中は日陰も無く
かなりキツイ状況でしたので、小回りでの見学となってしまいました(T_T)
本当は もっとじっくり見て周りたかったのですが、今回は断念!
いつか 暑くない季節に訪れることが出来たら・・・と思います。
最後に余談になりますが・・・
この後、ポンペイ から ローマ に移動するのですが、ナポリ を経由する為、
先日ブログに書いた「ショックな出来事・・・」を引きずっていた私は
ダメもとで ナポリで最初に泊まったホテルに立ち寄りました。
すると、私たちが泊まった時にフロントにいた ガタイのいいお兄さんがいました。
「この前、忘れ物をしたのですが・・・」というと
お兄さんは「あ~っ! 〇〇〇(←私の苗字)! あるよ~!!」
と後ろの棚から 見覚えのある例のテキストの入った袋を取り出してくれました。
「あ~っ! これ わたしのです!!」というと
「Si~ そうでしょ?!」と。。。
もうホントにダメもとで 最後にナポリを離れる前に・・・と立ち寄ったのですが、
お兄さんが ちゃんと名前もチェックして 取っていてくれたのです!
もう嬉しくて 嬉しくて。。。お兄さんにハグしてチュ~したいぐらいでした(笑)
お兄さんにたくさんお礼を言って 握手してホテルを後にしました。
あきらめないで良かった! ナポリの印象がここでグ~ンと
跳ね上がったことは言うまでもありません(笑)
後で確認したところ、テキストにはさんでいたお金(日本円)も
ちゃんと入っていました!
Grazie!お兄さん! ナポリも大~好き!