憧れのアルベロベッロへの道
Ciao! Emiです。
いよいよ憧れのアルベロベッロ(Alberobello) に向かいます。
アルベロベッロは プーリア州にある
「とんがり屋根に白い壁のトゥルッリがあふれる世界遺産の町!」です。
トゥルッリ(Trulli)とは 白い漆喰塗りの壁に円錐形のとんがり屋根が特徴的な、
この地方のみでみられる建物で、接合剤を使わず石を積み上げていく
独特の建築方法で造られています。
アルベロベッロの旧市街にはトゥルッリの家々が密集し、その風景は
まるでおとぎの国のような雰囲気に満ちています。
イタリアに行ったら 絶対に訪れたいと思っていた町でした!
ナポリ(Napoli) から まずは バーリ(Bari) へ トレニタリア
(Trenitalia=イタリアの鉄道会社)で 約4時間かかります。
そして今度は バーリから私鉄線の SUD-EST線で 約1時間半。
乗り継ぎ時間もあるので、ほぼ1日がかりの移動となります。
朝8時ごろ出発して お昼ごろ バーリに到着。
私鉄線で アルベロベッロ行きの切符を買ったのですが、
私鉄線の本数は少なく、1時間程 待ち時間がありました。
売店でパンなどを買い、軽く昼食を済ませて
私鉄線のホームで妹とおしゃべりしながら待っていました。
すると、日本語で話しかけてくる人が・・・
私たちが日本語でおしゃべりしているのを聞いて
声をかけてきたとのこと。
日本人の30代男性の一人旅の人で、アルベロベッロに行きたいのだけれど
イタリア語もあまり話せないので、良かったら一緒に行ってもいいですか?
という申し出でした。
こちらは二人だし、怪しい人には見えなかったので
「旅は道連れ!」と ご一緒することに。
電車の中でお話ししたところ、彼は既婚者でイタリア一人旅を1週間程していて
旅の最後に アルベロベッロ を訪れることにしたとのこと。
イタリア語は なんと私と同じく イタリア文化会館 で 3カ月
勉強したそうです!
そんな感じでおしゃべりしていたところ 気が付いたら アルベロベッロへ到着。
3人でホームに降り立った所、前の方から 日本人らしき3人が降りてきました。
その中の一人が 「日本人の方ですか?」と声をかけて来たので
「はい。」と答えると、話しかけて来た女性は アルベロベッロに住んでいて
ユネスコの公認ガイドをしているとのこと。
他の二人は 電車の中で知り合った旅行者のご夫婦(30代)らしいです。
その女性は Yさんと言って、アルベロベッロでイタリア人とご結婚されていて
もう数年住んでいるそうで、
「ホテルが決まっていなかったらご紹介しますよ。」と言ってくれました。
ちなみに ご夫婦はホテルは予約済みでした。
例のごとくホテルを予約していない私たち。そして バーリでご一緒した
彼(=Sさん) も予約なしとのこと。そこで紹介してもらうことにしたのですが、
「もしご希望ならトウルッリに泊まることもできますが、どうします?」
と言われ、乗り気になったのですが、トゥルッリを丸ごと一軒
借りることになるため(貸別荘のような感じ)、結構なお値段でした。
妹と悩んでいたところ、Yさんが 「3人で泊まるのは?」と。
見ず知らず・・・というか、ほんの少し前に会ったばかりの人(しかも男性)と
一緒に泊まる?というのもどうかと思ったのですが、
トゥルッリの中も見せてもらい、寝室も2部屋(一つはダブル、もう一つはシングル)
あったので3人で泊まることは可能でした。
そして3人で割れば、一泊あたりそんなに高くない値段になり、
お互い二泊という条件も当てはまり。。。
Sさんは 私たち次第・・・という感じだったので、妹と話し合った結果、
Sさんと一緒に トゥルッリに泊まることに決定!
ひょんなことから 3人のアルベロベッロの旅 が 始まったのです。
つづく。。。