映画の舞台『アレッツォ』へ
Ciao! Emiです。
ウルバニアのイタリア語学校では 学生の為に
時々 日帰りの 小旅行(エスクルシオーネ escursione) が企画されます。
車をチャーターしてもらう関係で 数人(その時によって違う)の
参加者が集まれば 決行されます。
私が初めて参加した小旅行は アレッツォ(AREZZO) でした。
この時は 私の他 日本人のTくん、イギリス人のHとB、
デンマーク人のE、イギリス人のS の6人の参加でした。
ウルバニアは山の上にあるため、どこに行くにも
カーブの多い山道を通らなければいけません。
自分で車を運転するようになってから
車酔いはほとんどしなくなっていたのですが、
さすがに 右に左にと何度も揺れるカーブの道はかなりキツく、
目的地に到着する頃には かなりフラフラな状態になっていました(T_T)
アレッツォまでの距離はかなりあり、到着後もしばらくは
「今は話しかけないで・・・」という状態でしたが(笑)
町を散策するうちに 気分もすっかり良くなりました。
アレッツォは ロベルト・ベニーニ監督のイタリア映画
『ライフ・イズ・ビューティフル(La vita è bella)』の舞台となった町です。
映画は 第二次世界大戦下のユダヤ人迫害を描いたもので
涙なくしては見られない映画ですが、音楽が素敵で
男の子の純真さと可愛さが際立つ 印象的な映画です。
映画は何度も見ましたが、その舞台となった地に立てたことは
とても感動的でした!
映画のシーンが思い起こされる街並み。
長い時を経た今も 変わらない雰囲気を持っているのが
イタリアの町の素晴らしい所だと思います。
昼食はみんなで リストランテ(ristorante=レストラン)に入り
私は ズッパ(zuppa=スープ)を頂きました。
イタリアのズッパは 食事の前の飲み物というより
メイン(パスタなどと同じ位置づけ)にもなるボリュームがあり
(パンも中に入っていたり)お店によって様々なバリエーションもあるので
いろいろ楽しめる お気に入りの料理の一つです。
ここでも チェラミカ(ceramimca=陶芸) 発見です!
12星座ですね~。
そういえば イタリアでも星座占いは人気でした。
アレッツォを満喫した後は、またあのカーブの多い山道を
車に揺られながら帰らなければならないのですが(^^;
帰りは疲れて眠ったりしていたので
何とか無事(?)に 帰ることが出来ました!
アレッツォ またぜひ訪れたい町です。