リヴォルノ駅にて②バス停編
Ciao! Emiです。
リヴォルノ駅でトイレを済ませ、
次はバスのチケット(切符=ビリエットbiglietto)を買いに行かなくては。。。
マンマの家に行くには 駅からバスに乗らないといけないので。
イタリアの駅でバスの切符を買う時は 売店やバール(Bar)で
買うことが出来ます。私はまとめて10枚買いたかったので
とりあえず売店に行きました。
売店が閉まっていてもバールで買うことが出来ますが
レジが混んでいると時間がかかるので。
ちなみにリヴォルノ駅(Livorno Centrale) は こんな感じです。
無事、切符も買って駅から出ると 目の前にバスターミナルがあるので
マンマの家に行く8番バスを待っていました。
しばらくすると 視線を感じたのでそちらの方を見ると
少し離れた所でこっちを見ている地元の人っぽい男性(50代位?)がいました。
私はすぐにバス停の方に向き直ったのですが
(あ~見てるなぁ。。。来ちゃうかなぁ。。。)なんて思っていると
その男性がゆっくりこっちに向かって歩いて来ました。
(あ~来ちゃったぁ。。。たぶん話しかけられるよね~)
はい。やっぱり話しかけられました!
以下、その男性と私の会話です。
男性「どこに行くの?何番のバス待ってるの?」
私「8番のバスを待っているんです」
男性「8番?じゃあここじゃなくてあっちだよ!」
私「あっそうなんですか?ありがとうございます!」
(そのまま5mほど離れたバス停に移動。男性もついて来る)
男性「君、どこから来たの?イタリア語話せるの?」
私「日本人です。前に1年間リヴォルノに住んでいたので
少しイタリア語を話せます」
男性「そうなんだぁ。。。
君 キレイだね~(←出た!イタリア人の常套句!)
年はいくつなの?」
(※日本人はたいがい年齢より若く見られるのですが、
イタリア人、結構女性に平気で年を聞いて来ます!)
私「若くないです。けっこう年いってますよ。」
男性「そうなの? で、いくつなの?」
私「〇〇歳ですけど!」(何か?文句ある?)
男性「あ~ 確かに年いってるね~」(←失礼な!!)
「でも素敵だよ。君ともっと話したいんだけど
電話番号教えてよ!」
私「こっちで使える携帯電話持ってないから~」(嘘ですけど!)
男性「そんなことないでしょ~。じゃぁバールで少しお茶しない?」
私「これからマンマの所に行かないと行けないから」
男性「少しだけ いいでしょ?!」
私「マンマが待ってるから無理~!」
そこへようやく8番バス到着!
こういう時に限ってなかなか来ないんだから~!
私「あっバス来たので!ありがとう Ciao!」と言ってバスに乗り込む。
でも、ここはバスの発着点。バスが到着してもしばらく停車してるんですね~
そして、リヴォルノでは(イタリア全体かはわからないですが)、
バスの運転手さんに切符を見せるとかは無く、車内にある刻印機に
自分で切符を入れて刻印するだけなので、出入り自由なんです。
そしてここは発着点の為、3つあるバスの扉は全開でした。
切符に刻印して、座席に座りホッとしていると
さっきのおじさん(←あっ ついにおじさんって言っちゃった!)
がバスに乗り込んで来ました。
私「あ。。。」(来ちゃった!)
男性「これ、僕の電話番号だから!電話してね!待ってるから!」
と言って、紙に書いた電話番号を渡して来ました。
仕方がないので「は~い。ありがとう」と言って受け取ると
おじさんはバスを降りて行きました。
そしてバスようやく出発!
おじさんが 手を振りながら見送ってくれました。。。(^^;
はぁ。。。疲れた。。。
バス停の正しい場所を教えてくれたのはありがたかったけれど、
結構 私イタリアで男性(おじさん!)に声をかけられることが
多いんです(けして自慢ではありません!)
若いイタリア人からはお声がかかりませんけどね~(笑)
まぁしつこく付きまとわれるということはありませんが
(そこはイタリア人さっぱりしてる!?)
いくつになってもナンパする人はするんですね~
(たとえ奥さんが居てもね~)
そこは イタリア人 しょうがないかぁ。。。(生活の一部?!)
こちらも さら~っと流しておきましょう。
次は、ついにマンマに再会しま~す!
リヴォルノ駅にて①トイレ編
Ciao! Emiです。
リヴォルノ(Livorno)に到着~!3年ぶりだわ~☆
リミニ(Rimini) からここまで長かった。。。
9:47に出発して、リヴォルノ到着は 午後2時前。
あとは2泊させてもらう マンマの家に向かうのみ。あと一息です。
とここで、ずっと行けなかったトイレに行っておこ~っと。
リヴォルノの駅は結構大きなターミナル駅で、いくつもホームがあり
特急電車を含め、ほとんどの電車が停まる(たぶん)ので便利です。
そして、エレベーターもあります。ホームの端っこの方ですけどね。
駅舎のあるホームまでエレベーターで移動し(スーツケースがあるので)
リヴォルノの駅のトイレは確かあっちの端に・・・ありました!
留学中にも何度もお世話になったトイレですが、当時は無料だったのに
(2013年に来た時も確か無料でした)
有料になってる~!!
入り口に 0.30ユーロと書いてあるコイン投入口がありました。
お金を入れるとトイレの扉が開くしくみになっているようです。
0.30ユーロ(=¢30(30チェンテージミ centesimi)) ・・・無い!
有料だと思ってないし、特に小銭を気にして持っていなかったので、
財布には 1ユーロか 0.50ユーロ の小銭しかありません。
日本ならおつりが出るようになっていますが、そこはイタリア!
ちょうどの額を入れないとダメなんです。。。
え~っそんなぁ。。。と小銭入れをゴソゴソしていると
駅の整備スタッフらしき作業着を着た女性が
「どうしたの?」と近づいてきました。
「トイレに入りたいのだけれど、小銭がちょうど無くて・・・」と言うと
「いくらあるの?0.50ユーロ?じゃあ0.20ユーロね!」とおつりをくれて
トイレのドアのロックを外して開けてくれました。中に入って
「出るときはここのボタンを押すのよ。」と言って出て行きました。
「グラッツェ~」良かった! 助かりました!
まさかリヴォルノのトイレで足止めを食らうとは思っていませんでした。
出るときのボタンも 教えてもらってなかったら
どうやって出るのか 中で焦っていたかもです。。。(>_<)
えぇ 以前は自由に出入り出来ていたので ボタンを押して出るなんて
頭にありませんでしたから。
最近は駅のトイレも有料化が進んでいるようなので
イタリア旅行の際には 常に小銭は細かく用意しておいた方が
いいかもしれませんね。。。
イタリアのトイレについては 実はいろいろ書いておきたいことが
あるのですが、それはまた この旅行記の後に書く予定の
(順番は前後しますが)留学記の中ででも書こうかな・・・と
思っています。
ということで ようやくトイレにも行くことができ、ひと安心 (笑)
次はバスのチケットを買いに行かなくちゃ!
ついにリヴォルノに到着!
Ciao! Emiです。
またまた久しぶりの更新になってしまいました~ (T_T)
早く今回の旅行記を書き終わらないと 1年経っちゃうわ。。。
がんばります!
さてさて フィレンツェ(Firenze.S.M.N)にも無事遅れることなく到着しました。
あとはローカル線に乗ってリヴォルノ(Livorno)に向かうのみです。
余談ですが、イタリアにはフィレンツェ(Firenze) と名の付く駅が
実はたくさんあります。イタリアの鉄道 TRENITALIAのサイトで
乗り継ぎ案内(ジョルダンみたいな感じ)を見ても
Firenzeと着く駅名は なんと10駅もありました!
日本でも有名なドゥオーモとかウフィッツィ美術館とか
ヴェッキオ宮などで知られる あのフィレンツェ(?)の駅は
Firenze Santa Maria Novella(フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ)
という駅になりますので、Webサイトで事前にチケットを予約したり、
駅の自動券売機でチケットを買う場合には
気をつけてくださいね~ (たいがい一番最初に表示されますが・・・)
リミニ(Rimini)を 9:47 に出発して フィレンツェには 12:00 に到着。
リヴォルノ(Livorno)に向かう電車は 12:28発です。
30分も余裕がある・・・と思われるかもしれませんが、
前にも書いたと思いますが、フィレンツェの駅は広いです!
ホームがいっぱいあります!
スーツケースと共に移動です。
そして
出発ホームがギリギリ(出発の5分前位)まで決まらない
ことがままあります。安心はしていられません。
ボローニャでトイレに行けなかったので
フィレンツェで行っておきたいところでしたが
予想通り出発ホームがまだ決まっていませんでした。
(全ホームの入り口付近にある電光案内板で確認します)
切羽詰まってるわけでは無かったので(笑) トイレはあきらめ
ホームが決まるまで案内板の前でしばし待機です。
今回は15分くらい前に決まったので、そのまま電車に向かいます。
ローカル線なので 席予約も無く自由なので
一番ドアに近い2人掛けの席の窓側に座りました。
まだ電車内はガラガラだったので、スーツケースは隣の席の所に。
「平日だから空いてるわ~」と思っていたのですが、
途中の駅からどんどん人が乗って来て、私の席の所にも
「ここ、いいですか?」と若いイタリア人の男性が来たので
狭いですが、自分の席の足元にスーツケースを移動させました。
でもまっすぐには入らないのでちょっと斜めになってしまう形に。。。
座ってきた男性も、私の足元がとても狭い状態になっているのを見て
申し訳なさそうにしていて、自分も精一杯足を斜めによけて
私が少しでもスペースを取れるように気遣ってくれました。
まぁここはお互い様なので仕方がないですよね。
でも 気遣ってくれたことが嬉しかったです。
その男性が先に降りたのですが、降りる時も「グラッツェ(Grazie)!」
と言ってくれました。
そうそう 朝ごはんをリミニのホテルで食べたきり、
何も食べていなかったので、持参したマイボトルのお茶と
昼食代わりに持ち込んだ クッキーやチョコを車内でつまみつつ
ローカル列車の旅を楽しみました。
リヴォルノに近づいて来ると なんだか懐かしい景色になって来て
ときどき乗っていたので。。。)しばらく 車窓を眺めながら
ノスタルジアな気分に浸ってしまいました。。。(*^-^*)
そして ついに リヴォルノ(Livorno) に到着です!